村上水軍とは、瀬戸内海の海賊。

日本は島国ですから、必然的に周りは海。

 

すると、そこに縄張りを巡らせて支配する人たちが現れます。

海の豪族、海の武将、海の軍隊、これすなわち海賊。

 

戦国武将って言うと、陸の武将ばかりに目が行きますが、海賊達の活躍も見逃せません。

織田信長も、海賊の攻撃には相当頭を悩ましました。

 

とくに、村上水軍には手ひどい目に遭っています。

手榴弾攻撃で、ドカンドカンやられました…

 

村上水軍って何?

村上水軍とは、瀬戸内海一帯を支配していた海の豪族。

ぶっちゃけ、瀬戸内海の海賊です。

 

日本は国土の周りが全部海。

すると、それぞれの海域を取り仕切る奴らが出てきて、グループを作って海賊となっていくんですね。

で、村上水軍は瀬戸内海エリアを牛耳っていたグループなんです。

 

海賊とは?

海賊って言うと、ちょっと怖いイメージありますけど実際には…やっぱり怖いんです!

海の戦国大名ですから。

 

勝手に海賊のテリトリーに踏み込むと「おまえら、どこから来たー?」

と呼び止められて通行料金を取られたり、追い出されたりします。

 

言う事を聞かないと、痛い目に遭わされることもアリ。

 

ただ、悪い事ばかりじゃ無くキチンとしたお仕事もしていました。

通行する船の警護をしたり、海上案内をしたり、物資の運送を手伝うなど。

 

海の専門家ですから、ちゃんと相談すればいいアドバイスをくれたり、力も貸してくれるんです。

もちろん、有料ですが…。

 

戦国時代では、海の戦の手伝いもしました。

水軍ですので。

 

日本で最大の海賊

日本にはいろんな海賊グループがいましたが、村上水軍はその中で最大の規模を誇っています。

 

水軍って言うと九鬼水軍とか、伊豆水軍とか、房総水軍とか、色々ありますけどやっぱ村上水軍が一番です。

船の数とか、活動範囲とか、人の数など…。

 

あと、村上は歴史も古いです。

平安時代から既に「村上水軍」の名前でやってましたけど、海賊家業はもっと古くから続けていたと思います。

 

ぽっと出で出来る仕事じゃないですからね。

海賊屋も専門的な技術や経験がないと、あっという間に海の藻屑と化します。

 

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織田水軍 VS 村上水軍

 

最強の村上水軍

戦国時代には日本各地の水軍が、海を戦場として大活躍します。

それは、物資や人員の輸送などはもちろん、戦闘行為も盛んにおこなわれました。

 

で、村上水軍はと言うと…これまた、戦闘力も強いんです。

さすが、水軍の名門。

 

織田の水軍なんて敵じゃない!

 

そんなの、あっという間にボコボコですよ。

織田水軍と村上水軍が海上でかち合うと、織田は鉄砲をバンバン打って来ます。

 

でも、村上水軍は動きが素早しっこくて、なかなか当たらない…。

 

そのうちに、村上の小さい船がサーっと近寄ってきて、手榴弾をボンボン投げ込んでくる。

すると、織田の船の上ではドカンドカン爆発して、あっという間にやられてしまいます。

 

これには、さすがの信長も頭を痛めました。

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「村上水軍…何とかならんか、またヤラレちまったよ」

 

鉄の戦艦

海の戦では、絶対に村上水軍に勝てない信長。

 

そこで「せめて、あの爆弾攻撃だけは食らいたくない、、」と言う事で信長は、爆弾を弾き返せるような鉄の船を造ることにしました。

従来の船を鉄板で覆ってしまえば、爆弾攻撃を防げるのではないか?

 

だけど、それをやっちゃうと鉄板の重みで船が沈む。

ならば…と言う事で信長は、鉄の重みに耐えられるくらいの大きさの戦艦を造ります。

 

そしたら、とんでもないデカい船になちゃったんです。(5階建てのビルぐらいの大きさ)

しかもデカくて重いから、動きが超遅い。

 

でも、しょうがない。

それしか方法が無いんです。

 

村上に対抗するには。(しかし、これが以外にも作戦を有利にしてくれた…)

 

どんくさい船にまさかの敗北

さて、いよいよ織田水軍VS村上水軍…決戦の日がやって来ました。

 

村上水軍は、素早い動きで攻撃体制をとります。

これに対し、織田の鉄戦艦はのそーっとした進行。

 

村上水軍は、あっという間に織田の鉄戦艦を囲い込みます。

そして、手榴弾をボンボン投げるんですが…なんと、弾き返されて通用しない!

 

でも、動きがメッチャ遅いから「みんなで乗り込んで船を占領しちゃえ」

とばかりに、村上の船がバーっと織田の鉄戦艦のまわりに集まって来ました。

 

織田の周りは村上だらけ。

これでオシマイか?乗っ取られてしまうのか?と思いきや…

 

とつぜん鉄戦艦の窓が開いて、大砲がニョキっと顔を出した。

 

村上の船は至近距離にいる。

織田方はちろん、大砲をぶっ放します。

ドカン、ドカンと…

 

すると、面白いように当たる!

丁度、目の前にいるからメッチャ打ちやすい。

 

そして、村上水軍はまさかの敗北。

この時ばかりは、機動力の高さが裏目に出てしまったのですね。

 

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村上水軍の運命

豊臣秀吉は日本全土を平定してしまうと、村上水軍の活動にも口出しをしてくるようになるんです。

 

それは1588年に発令した海賊停止令

これは、海賊に対する刀狩り令みたいなものですね。

 

こんなことされたら、海賊衆は食っていけません。

いくら水軍と言っても、1年365日海の上にいるワケじゃ無いです。

 

仕事の無い日は陸に上がっています。

しかし、陸地は秀吉のテリトリー。

 

仕方がないので、村上水軍は海賊を廃業して陸地の大名になったり、毛利家の家臣として仕えるようになります。

ただ、海洋に関する知識や経験はあるので上からの支配を受けながらも、海関係の仕事はしていました。(海賊でブイブイ言わせていた頃とはちょっと違いますが…)

 

 

まとめ

村上水軍は瀬戸内海を拠点として活躍した日本で最大、最強の海賊集団。

しかし流れゆく時代の中、織田信長や豊臣秀吉などの影響を受け、かつての勢力は次第に奪われていった。

そして、ついには海賊としての独立した立場を失い、時の権力者に服従する運命を辿ることになる。

 

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