出雲国とは?

出雲国(いずものくに)とは、島根県の東半分を指す昔の国の呼び名。

 

出雲については…あまり説明の必要もないかも知れませんね。

皆さんよくご存じでしょうから。

 

出雲大社とか、出雲蕎麦とか、宍道湖とか、大国主命とか、ヤマタノオロチとか。

人に聞くまでもなく、何とな~くイメージは浮かぶ。

行った事が無くても…。

 

ただ、島根=出雲じゃなくて、島根は出雲石見(いわみ)が合体して島根県です。

出雲はすぐに思い出しますけど、石見は忘れがちだったりしますね。

 

 

それはさて置き、とっくに分かり切っている出雲国なんですが…もうちょっと思いをはせてみたいと思います。

では、行きます。

 

その一、しじみバーガー

スンマセン、いきなりしじみバーガーで。

ワケわかんないですよね…。

 

出雲国には海水と淡水が混じり合う宍道湖(しんじこ)という湖があります。

で、そこではしじみが取れて、地元でも名産品としているわけです。

 

そんな宍道湖のしじみを使った出雲グルメとして「しじみバーガー」なるものがあります。

しじみバーガーは、地元のソウルフードとして3本の指にはいるそうな…。(マジ?)

新しい出雲の名物ですね、食べた事はありませんが。。

 

その二、出雲の有名人

その土地の有名人はどこに行ってもいるんですが、出雲系の有名人を紹介します。

芥川龍之介→「羅生門」を書いた人。

松本清張→「砂の器」を書いた人。(映画とかテレビドラマで見た事ありますよね?)

山中鹿之助→「我に七難八苦を与え給え」の戦国武将。

竹下登→昭和最後の総理大臣。(DAIGOのじいちゃん)

「へ~そうなんだ…」ぐらいですね。

 

その三、「ぜんざい」発祥の地

出雲国はぜんざい発祥の地で、地元でも親しまれているメニューなんですって。

旧暦の10月に「神在祭」(かみありさい)の時に皆で食べる「神在餅」(じんざいもち)の「じんざい」がなまって「ぜんざい」になったとの事。

(神在祭の時にお餅を食べるってのが、出雲っぽいですね)

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僕もぜんざい好きですけど、食べる時に神様の事なんか1ミリも考えた事ありませんでした。

出雲の人でもなけりゃ、そんなこと知りませんよね?

 

 

出雲国の歴史

出雲大社の主祭神は御存じ、大国主命(おおくにぬしのみこと)。

この神様は出雲はもとより、むかーしの日本列島の広い範囲を治めていた神様の大親分。

言ってみれば、超古代日本の天皇みたいな存在(語弊はありますが…)。

 

そんな大国主命のところへある日、天孫族とか言う天照大神(あまてらすおおみかみ)の使いの者が現れました。

そして「大国主命さん、あなたの出雲族の国を私ら天孫族に譲って下さい」と言うのです。

 

しかし…「あん?何言うとるんじゃ、こいつら?」とはねつける大国主命。

それは当然の判断。

国を預かる身として、そう易々と国土や人民を渡せるかっての…。

 

ただ、大国主命も神様なので、天の計らいとか時代の大きな流れなどが分かるんですね。

そこで「あー、俺たち出雲の時代も終わりなんだなー。だから天孫のやつらが来たんだな」

と悟ります。

 

そして、出雲の国を天孫族に譲り渡すことにOKしました。

以降、日本の国は天孫族がリーダーシップを発揮していきます。

 

これはもの凄い革命的な出来事で、日本史上この事より大きな事件は起こっていません。

だって、大化の改新が起ころうが、織田信長が比叡山に火を付けようが、明治維新が起ころうが、天皇だけは相変わらず存続しているワケですから。

何千年も。

 

そんな歴史の重大な転換期に立ち会い、判断を下したのが大国主命でした。

別に「出雲はやらん。天孫はあっち行ってろ」と言ってもよかった。

しかし、日本の長い将来を見据えて「ここらで選手交代だな」と切りを付けた大国主命。

 

また、国を譲った大国主命でありますが、以降出雲族は姿を消したとか、隅に追いやられたとかじゃ無いんです。

大昔とは違うけど、ポジションを変えてちゃんと存続しています。

だって、出雲大社は相も変わらず日本の代表的な神社としてプライドを保っていますから。

 

アメリカの大統領も広島まで来たんなら、出雲大社にも寄って(お参りまでしなくてもいいですよ)辺りを散策して、出雲蕎麦でも食ってけば良かったのにね。

好感度も上がったでしょうね、きっと。

 

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